ファイルシステム

ファイルシステムとは

参考

ストレージとは

データを保存するための記憶領域。

HDDやSSD、CD、DVD、USDメモリなど。

ファイルとは

アプリケーションやユーザはストレージ上のリソースに直接アクセスするわけではない。 ストレージの管理はファイルシステムと呼ばれる専門のミドルウェアが行う。

linuxではextやxfsなどのファイルシステムが使用されることが多い。

アプリケーションやユーザはファイルシステムを通してストレージのリソースを取り扱うことができるようになっている。

ファイルシステムではデータをファイルという単位でまとめて扱う。

ファイルを作成しデータを書き込めばそれがストレージに保存され、ファイルを指定して読み込みを行えばストレージ上に該当の領域からデータを取得することができる。

アプリケーションやユーザは物理的なストレージのことを意識する必要がない。

パーティションとは

SSDやHDDはディスクをパーティションという領域に分割してそれぞれの上にファイルシステムを用意してる。

マウントとは

ストレージのパーティションはosから見えるファイルシステム全体の特定の位置に紐づけられている。

その紐付けをマウントと呼ぶ。

$ mount -t xfs
/dev/xvda1 on / type xfs (rw,noatime,attr2,inode64,noquota)

/dev/xvda1 は対象のパーティションのデバイスファイルの名前である。それがxfsにより/にマウントされていることを示している。

バイスファイルとは

linuxではデバイス(ハードウェア)もファイルとして抽象化されている。

このファイル名でストレージにアクセスすることも可能だがファイルシステムを介さずに直接記憶領域を操作することになるのでデータやデバイスを壊す原因になる。

バイスファイルには具体的なデバイスが紐づかないものもある。dev/nullがその一種である。